築古戸建に投資する際、物件の「構造」は非常に重要な判断材料です。
構造によって価格、修繕費、耐久性、収益性が大きく異なるため、初心者ほど慎重に選ぶべきです。
今回は木造、軽量鉄骨、RC(鉄筋コンクリート)それぞれの特徴と、築古投資に向いている構造を解説します。
#1 木造は価格が安くリフォームしやすい
築古戸建の投資で最も多く流通しているのが木造です。
木造は初期費用が安く、内装や間取りの変更がしやすい点が魅力です。
私も木造物件を購入し、DIYで内装を変更して利回りを上げることができました。
ただし、耐用年数は短めで、シロアリや腐食などの劣化に注意が必要です。
定期的な点検を前提に、柔軟にカスタマイズしたい人には最適です。
#2 軽量鉄骨は耐震性が高いが融通が利きにくい
軽量鉄骨は木造よりも構造がしっかりしており、地震に強いのが特徴です。
また耐用年数もやや長いため、中長期での運用に向いています。
ただし、壁を抜いた間取り変更などは構造上難しいこともあり、リフォーム費用が高くなる傾向があります。
私も軽量鉄骨の見積もりを取った際、木造の2倍以上の工事費がかかった経験があります。
投資額とのバランスをよく検討しましょう。
#3 RC(鉄筋コンクリート)は耐久性抜群だが築古ではレア
RC構造は耐火性・遮音性・耐久性に優れ、修繕頻度が少なく済みます。
しかし、戸建でRC構造の築古物件は数が非常に少なく、価格も高め。
私も一度RC戸建を検討しましたが、リフォーム費用が莫大だったため断念しました。
また建物の重量が重く、地盤に負荷がかかるため、土地の条件にも注意が必要です。
初心者が扱うには難易度が高めです。
結論:初心者は木造から始めるのが現実的
築古戸建投資で初心者に最もおすすめなのは、コスト・流通量・リフォーム性のバランスに優れた木造です。
私も初めての投資は木造からスタートし、費用を抑えつつ経験を積むことができました。
軽量鉄骨やRCも選択肢にはなりますが、初期投資額や専門的な知識が求められるため、まずは木造で基礎を築くのが賢明な選択と言えるでしょう。
コメント