築古戸建の相場価格の調べ方

築古戸建に投資するなら、まず「相場感」を持つことが成功への第一歩です。相場を知らずに購入すると、高値づかみや収支悪化のリスクが高まります。今回は、初心者でもできる築古戸建の相場価格の調べ方について、具体的に解説します。

#1 ポータルサイトでエリア別の価格帯をチェック

まずは「SUUMO」「アットホーム」「HOME’S」などの不動産ポータルサイトで、希望エリアの築古物件を検索してみましょう。築30年以上、駅から徒歩圏外、土地付きなど条件を絞ることで、類似物件の価格帯が見えてきます。私も毎朝チェックする習慣をつけて、価格の変動や人気エリアの傾向がわかるようになりました。継続的なウォッチが相場感を養います。

#2 公示地価や路線価を参考に土地の価値を把握する

築古戸建の価格は建物よりも「土地の価値」に大きく影響されます。国土交通省が公表している「公示地価」や、国税庁の「路線価」を使えば、地域ごとの土地単価を調べることができます。私も買付前には必ずチェックして、相場より明らかに高い物件を避けられるようになりました。無料で使えるツールなので、必ず活用しましょう。

#3 過去の成約事例を調べてリアルな売買価格を知る

掲載価格と実際の成約価格は異なることが多いため、「レインズマーケットインフォメーション」や「土地総合情報システム」で過去の取引事例を確認しましょう。私もレインズで同じ町内の成約情報を見つけ、売値が思ったより安いことに気づきました。こうした情報は値下げ交渉の根拠にも使えるので非常に有益です。

#4 現地に足を運び、体感で“違和感”を見極める

ネットやデータも大切ですが、最終的には現地確認が相場判断の決め手になります。同じ金額でも、環境や管理状態によって「高い」「安い」の感覚が変わるため、現地を見て納得できることが重要です。私も現地で傾斜地や日当たりの悪さに気づき、ネットでは分からなかったリスクを回避できました。相場感+体感が成功の鍵です。

まとめ|相場を知れば、買い時が見えてくる

築古戸建の相場を把握することは、適正価格で物件を手に入れる第一歩です。ポータルサイト・公的データ・成約情報・現地確認の4ステップを活用すれば、初心者でも安心して判断できます。相場を知ることで、「今が買い時か」も見えてくるはずです。焦らず、地道に情報を集めていきましょう。

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